ウギャ!
やっちまった!
うっかりiPhoneをポケットに入れたまま
洗濯機に・・・
これ数日前に実際に起こった出来事
ラジオショックには修理用の部品や工具も
売るほどある上に、散々ばらして
雑誌に記事まで書いている私ですので
まぁそれくらいでは全然ビビッたりしませんが・・・
というのは嘘でやはり
画面の中に水滴が入っているのを
見てしまうとドキッとしてしまいます。
ここで初心者はパニックってしまい
ついつい試しに電源を入れてしまう
わけでありますが
チョッと待った!
それはダメですぞ!
そんな時は慌てず焦らず一度深呼吸して
以下の手順どおりにやってみては
いかがでしょうか。
!!!注意!!!
ただし自分で解体するとメーカーの保証を
受けられなくなる恐れがあります。
また、万が一失敗してもラジオショックは
一切責任を取ることはできませんので
予めご了承ください。
ここからの作業は全て自己責任において
行ってください。
まず用意するのがこちら
水没した本体
吸盤
ラジオショック価格60円
プラスドライバー(#000番)
ラジオショック価格100円
別にこれらは特殊な工具ではありません。
もしご家庭に代用できそうなものがあれば
それで結構です。
まず底にあるプラスネジ2つを外します
外したネジは失くさないようご注意ください
次に吸盤を利用してパネルを外します
この時注意が必要なのが・・・
右上の四角部分で前面パネルと本体を
繋いでいるコネクター部分がありますので
ムリに力をかけてイッキに外そうとすると
断線してしまう恐れがあります。
上の写真のようにホームボタンのある
下部分からそっと徐々に力をかける
感じでゆっくり画面を外してください。
①番と②番ははまっているだけなので
細いマイナスドライバーやピンセットなどで
上方向に引っ掛けると外れます。
③番はロックがかかっているので
コネクターの白い部分を上方向に
一度跳ね上げてから線を抜いてください。
判りづらいですが
上の写真はロック状態
下の写真はロック解除状態
となります。
破損しやすいパーツなので丁寧に・・・
これで分離完了
基板を外してその中まで
拭きたいところですが
そうすると作業が大変になるので
自信のない方は
本体をよく振って水分を落とし
あとはティッシュペーパーなどを
利用して可能な限り細部まで水分を
取り除いてください。
浸水しやすい箇所
左上のイヤフォン部分と
SIMカードスロット部分
写真ではSIMカードを抜いていませんが
抜いてから作業したほうがいいでしょう。
あとは下のDockコネクタ部分
目に見える範囲で構いませんので
十分に水分を拭き取ったら
そのままの状態で2~3日放置します
ここで、ドライヤーを使った方が
早く乾きそうな気もしますが
フレキシブルケーブルなど熱に
弱い箇所も多々ありますので
あまりオススメしません。
もう大丈夫かなと思ったら
上で外した①②③のケーブルを
元に戻して電源を入れてみましょう。
ケーブルの取り付ける順番は
③→②→①です
③番のロックをも忘れずに。
私の場合・・・
電源を入れてみると
あちゃ~
液晶内部にまで浸水していた様子で
他の動作は問題ありませんでしたが
画面はこんな状態でした。
そこで画面のシミがなくなるまで
半開きのまま放置続行
この状態だとホームボタンは使えませんが
電源ボタンやタッチパネルは使用可能ですので
定期的に画面の様子をチェックできます。
で、翌日・・・
水分もとれて画面も無事復活しました。
もし本体内部を十分に乾かした後
電源を入れてみても動かない場合
バッテリーまで浸水した
可能性があります。
この場合バッテリーの交換が
必要となります。
バッテリー交換はまた次の機会に。
自分で修理したいけど不安な場合
ラジオショックでは可能な限り
サポート、アドバイスさせていただきます
いつでもご遠慮なくご相談ください
iPhone解体動画
iphone3gsのシェルは取り扱っていますでしょうか?
返信削除>匿名 様
返信削除お問い合わせ頂き、ありがとうございます。
iPhone3G/3GS用交換シェルは
ラジオショック価格1200円でお取り扱い中です。
詳しくは2010年10月28日の記事↓をご覧くださいませ。(http://radioshockblog.blogspot.com/2010/10/iphone.html)
ありがとうございます。
返信削除見落としていました。後日購入します。