2010年10月7日木曜日

中国のコピー品について考えてみる


中国への買い付けで一番気を使うのが
やはりブランドのコピー商品。

当ラジオショックではどう間違っても
偽ブランド品を本物と偽って販売することは
ございませんが、中には間違って
ブランド名がパッケージに入っていたり
例えば「SQNY」のようなパチモンが
混ざっていないとは限りません。

原則、そのような商品に関しましては買い付けの
段階で可能な限り除外しているつもりでは
ありますが、中にはそれがブランドだと
気づかずに仕入れてしまう商品も
なかには正直ございました

なので、現地で買い付けの際に

「ブランド名が入っているとマズイ。
例え無名でもお前のところのブランド名でも
書いてくれてる方がマシなんだけど・・・」

と相手に伝えるのですが返ってる答えはいつも
「それでは売れない。ブランド名が入っている方が売れるだろ?」

となり、ガックリとなる。


だけど、先日の買い付けの際こんなことがありました。

とある商品の品質を試させてもらったところ
思いのほか高品質。値段も安い。

ブランド名らしきものが印刷されているが
私は聞いたことがない。

「これ何処のブランド?」

「中国のブランドだ!」

「だったらOK。これ頂戴!」

で、入手したもののホテルに戻ってから
改めてネットで調べてみると・・・

「アレレ・・・これアメリカのブランドだった。」

いやね、私が無知なだけかも知りませんが
私が知らないブランドを一般の中国人が
知っているとは到底思えない。

「SONY」とか「Panasonic」なんて世界で有名な
ブランドならまだしも、そんなにメジャーではない
ブランドのコピー商品まで作って意味があるのか。

大体どこの中国人がこんなもの買うというのだろうか・・・

あっ!!!

そこで気づいたわけです。
結局それらコピー品を買うのは外国人で
中国人はニーズがあるからそれを作る。

作る技術はあるものだから
私から言わせれば、オリジナルの自社ブランドで
製作すればいいのにそんな中国ののわからない
ブランド商品は外国人には売れない。

その昔「日本製のラジオはアメリカ製品のコピー」
だなんて言われた時代がありました。

そりゃイチからブランドを立ち上げるより
コピー品を売った方が目先の金を得ることが
できるかも知れませんが、それではイケナイと
気づいた時、中国はあっという間に
日本を追い抜いていくんじゃないのか・・・

日本の製造業は衰退の一途を辿っていますが
このままでは逆転する要素が無いような気が。

もっと頑張れ!
ものづくり王国ニッポン!

イヤ、ホント
ラジオショックとしてはジレンマなワケです。
日本にはもっと頑張ってもらわないといけないながら
中国製品を販売しているわけですから。

もう少し景気が良くなって
高くても良い商品が売れるようになって
「made in Japan」な商品が増えてくれますように

と願いつつご紹介する商品はこちら!
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こちらは4入力タイプ
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